もうすぐ二十四節気の大寒、1月20日です。
一年で一番寒いと言われるこの時期、
風邪、インフルエンザにもご用心!
さて、今回もラジオネタで恐縮ですが、
先日「忘れ去られたことわざ」というコーナーをやっていました。
日本では、ことわざの数が古代から現代まで5万以上
ドイツでは30万語を収録することわざ辞典があるそうです。
その番組で紹介されたものの中で
一部を紹介してみますと、
●「ところてんの幽霊を、コンニャクの馬に乗せる」
こんなことわざ、今、誰も使ってないですよね
その意味は、
「ものすごく、ぐにゃぐにゃしていること」の例え…
ズバリ、そのままの意味…です。(苦笑)
●「山の芋を、かばやきにする」
ありえないということの例えに、
「山の芋がウナギになる」ということわざがあり、
そのことわざを基本に、
「山の芋を、かばやきにする」と言うことわざが生まれ
その意味は、「山の芋がウナギになる」前に「かばやきにする」
…つまり、ありえないことを更に先回りする、
早計、とても気が早いことを例える意味のことわざだそうです。
●「這っても黒豆」
二人の人物が床にある黒いものを見て
一人は黒い虫、一人は豆だと言い争っているうちに、
その黒い物体が動き出したとのこと。
それでも、もう一人は、
「這っても黒豆」だ!と言い張ったそうです。
つまり、その意味は
言い争いに負けても、自説を曲げない
ガンコ者を言い表す、ことわざだそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まあ、濃ゆいというか、
その当時の庶民の暮らしぶりや風習が、ことわざに表され、
同時に、人の温かみも伝わってくるような気がします。
(流行語大賞には、あまり生活の匂いはしませんよね)
で、今回の健康情報版は
その「這っても黒豆」(大豆)の
健康成分について調べてみました。
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
「大豆は畑の肉」
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
これは、ことわざではないですが、何かそんな風に聞こえますね。
その理由…
1712年にオランダの植物学者ケンペルがヨーロッパに大豆を伝え、
その後ドイツで、大豆は「畑の肉」とネーミングされたそうです。
その理由は、大豆が肉に匹敵する量の
たんぱく質を含んでいることが分かったからだそうです。
たんぱく質は人間の筋肉や内臓など、
体の組織などを作る成分であり、生命維持に不可欠な栄養素です。
一般に植物性食品のたんぱく質は栄養価が劣りますが、
大豆のたんぱく質は肉や卵に負けない良質のたんぱく質で、
消化吸収率も高く、納豆で91%、豆腐では95%
とても効率のよい食品だそうです。
※アメリカでは大豆を「大地の黄金」と呼んでいるそうです。
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
大豆の栄養分の特徴
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
・植物性たんぱく質
アミノ酸バランスもよく、人の体では作れない必須アミノ酸8種類が豊富で、
その数値は豚肉よりも多い。又、大豆の脂肪分にはコレステロールを調整する
リノール酸が豊富。
・食物繊維
食生活において、不足しがちな食物繊維が多く含まれます。
・大豆レシチン、大豆サポニン
ダイエット効果や、コレステロールを調整する働きがあります。
・大豆オリゴ糖
ビフィズス菌を増やす働きがあります。
・大豆イソフラボン
ポリフェノールの一種。
女性の体調を整え、骨粗しょう症などにも効果があるとのこと。
他にも、炭水化物、カリウム、カルシウム、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など
様々なミネラル分、栄養素が含まれます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆乾燥大豆100g中の栄養成分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タンパク質・33.0g 炭水化物・28.8g 脂質・21.7g
水分・11.7g 灰分・4.8g 食物繊維・15.9g、エネルギー・433kcal
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
大豆イソフラボンの摂りすぎには注意
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
大豆イソフラボンは、更年期障害や2型糖尿病の改善に効果があるといわれ、
また骨粗鬆症に対しては特定保健用食品としての表示が許可されたものがあります。
ところが、イソフラボンはヒトに対する悪影響も懸念されており、
厚生労働省はサプリメントや添加物としてのイソフラボンの過剰な摂取に
注意を呼びかけています。
(食品とサプリメントを合わせた、イソフラボンの一日の摂取の目安値を、
一日あたり70~75mgに設定)
※通常、食品からの大豆イソフラボン摂取量は15~22mg。多い人でも40~45mg程度。
サプリメントとは違い、通常の大豆食品により健康を害することはないようです。
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
もっと、大豆食品を!
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
厚生労働省の「21世紀における国民健康づくり運動」では、
豆類の摂取量を1日76gから100g以上に増やすことが目標とされています。
日本では1日1人あたり平均61.5gの豆類を摂取中。(国民健康・栄養調査)
年代別で50代,60代の方は、よく摂取していますが、
10代・40代はしっかり摂れていないのが現状だそうです。
●こんなにもある大豆食品!(やはり和食のおかずが多いですね)
枝豆・もやし・豆乳・おから・豆腐・ゆば・厚揚げ・油揚げ・がんもどき・焼き豆腐
・凍り豆腐・味噌・納豆・煎り豆・きな粉・煮豆などなど!
最近、コンビニでは、豆の煮ものなどの商品が売ってあります。
僕も昼食時に時々買いに行きます。
(栄養成分の表示を見ると意外と、炭水化物の量は少ないのです。)
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
当社と友好団体の加工グループでも、大豆製品を販売中!
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
熊本市の隣、嘉島町では「かしま大豆」という品種があり、
その大豆を使っていろいろな加工食品を開発、販売している
グループがあります。その名もずばり「大豆工房かしま」
平均年齢80歳!という女性グループで
現在、大豆ドレッシングやざぜん豆などを製造・販売中です。
大豆ドレッシングの商品名は何と、美しや「畑の貴婦人」
大豆の栄養分のおかげでメンバーの皆さんも
貴婦人のように美しく、お肌もツヤツヤ!
しかし、さすがにネット通販は不可能!(苦笑)
通販が可能になれば又、ご紹介します。
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
もうすぐ節分!鬼は外、福は内!
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
2月の節分は、春を迎える前に一年間の邪気を払う行事です。
当て字で「魔滅(まめ)」とも使われ、大豆には災いや病気などの
「魔を滅ぼす」力があると考えられていました。
節分の夜に「鬼は外、福は内」と、煎った大豆をまいて
魔よけ・鬼払い・厄払いをした後、ご存じのように
年齢の数だけ煎った大豆を食べます。
ちなみに、僕は今年55個大豆を食べます。
※節分の夜だけは早めに帰宅するつもりです。
でないと、窓から豆が飛んでくる我が家であります。(汗)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これからの季節のお悩みに!
万象堂のべにふうき茶 100g 100杯分!
一年で一番寒いと言われるこの時期、
風邪、インフルエンザにもご用心!
さて、今回もラジオネタで恐縮ですが、
先日「忘れ去られたことわざ」というコーナーをやっていました。
日本では、ことわざの数が古代から現代まで5万以上
ドイツでは30万語を収録することわざ辞典があるそうです。
その番組で紹介されたものの中で
一部を紹介してみますと、
●「ところてんの幽霊を、コンニャクの馬に乗せる」
こんなことわざ、今、誰も使ってないですよね
その意味は、
「ものすごく、ぐにゃぐにゃしていること」の例え…
ズバリ、そのままの意味…です。(苦笑)
●「山の芋を、かばやきにする」
ありえないということの例えに、
「山の芋がウナギになる」ということわざがあり、
そのことわざを基本に、
「山の芋を、かばやきにする」と言うことわざが生まれ
その意味は、「山の芋がウナギになる」前に「かばやきにする」
…つまり、ありえないことを更に先回りする、
早計、とても気が早いことを例える意味のことわざだそうです。
●「這っても黒豆」
二人の人物が床にある黒いものを見て
一人は黒い虫、一人は豆だと言い争っているうちに、
その黒い物体が動き出したとのこと。
それでも、もう一人は、
「這っても黒豆」だ!と言い張ったそうです。
つまり、その意味は
言い争いに負けても、自説を曲げない
ガンコ者を言い表す、ことわざだそうです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まあ、濃ゆいというか、
その当時の庶民の暮らしぶりや風習が、ことわざに表され、
同時に、人の温かみも伝わってくるような気がします。
(流行語大賞には、あまり生活の匂いはしませんよね)
で、今回の健康情報版は
その「這っても黒豆」(大豆)の
健康成分について調べてみました。
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
「大豆は畑の肉」
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
これは、ことわざではないですが、何かそんな風に聞こえますね。
その理由…
1712年にオランダの植物学者ケンペルがヨーロッパに大豆を伝え、
その後ドイツで、大豆は「畑の肉」とネーミングされたそうです。
その理由は、大豆が肉に匹敵する量の
たんぱく質を含んでいることが分かったからだそうです。
たんぱく質は人間の筋肉や内臓など、
体の組織などを作る成分であり、生命維持に不可欠な栄養素です。
一般に植物性食品のたんぱく質は栄養価が劣りますが、
大豆のたんぱく質は肉や卵に負けない良質のたんぱく質で、
消化吸収率も高く、納豆で91%、豆腐では95%
とても効率のよい食品だそうです。
※アメリカでは大豆を「大地の黄金」と呼んでいるそうです。
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
大豆の栄養分の特徴
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
・植物性たんぱく質
アミノ酸バランスもよく、人の体では作れない必須アミノ酸8種類が豊富で、
その数値は豚肉よりも多い。又、大豆の脂肪分にはコレステロールを調整する
リノール酸が豊富。
・食物繊維
食生活において、不足しがちな食物繊維が多く含まれます。
・大豆レシチン、大豆サポニン
ダイエット効果や、コレステロールを調整する働きがあります。
・大豆オリゴ糖
ビフィズス菌を増やす働きがあります。
・大豆イソフラボン
ポリフェノールの一種。
女性の体調を整え、骨粗しょう症などにも効果があるとのこと。
他にも、炭水化物、カリウム、カルシウム、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など
様々なミネラル分、栄養素が含まれます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆乾燥大豆100g中の栄養成分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タンパク質・33.0g 炭水化物・28.8g 脂質・21.7g
水分・11.7g 灰分・4.8g 食物繊維・15.9g、エネルギー・433kcal
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
大豆イソフラボンの摂りすぎには注意
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
大豆イソフラボンは、更年期障害や2型糖尿病の改善に効果があるといわれ、
また骨粗鬆症に対しては特定保健用食品としての表示が許可されたものがあります。
ところが、イソフラボンはヒトに対する悪影響も懸念されており、
厚生労働省はサプリメントや添加物としてのイソフラボンの過剰な摂取に
注意を呼びかけています。
(食品とサプリメントを合わせた、イソフラボンの一日の摂取の目安値を、
一日あたり70~75mgに設定)
※通常、食品からの大豆イソフラボン摂取量は15~22mg。多い人でも40~45mg程度。
サプリメントとは違い、通常の大豆食品により健康を害することはないようです。
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
もっと、大豆食品を!
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
厚生労働省の「21世紀における国民健康づくり運動」では、
豆類の摂取量を1日76gから100g以上に増やすことが目標とされています。
日本では1日1人あたり平均61.5gの豆類を摂取中。(国民健康・栄養調査)
年代別で50代,60代の方は、よく摂取していますが、
10代・40代はしっかり摂れていないのが現状だそうです。
●こんなにもある大豆食品!(やはり和食のおかずが多いですね)
枝豆・もやし・豆乳・おから・豆腐・ゆば・厚揚げ・油揚げ・がんもどき・焼き豆腐
・凍り豆腐・味噌・納豆・煎り豆・きな粉・煮豆などなど!
最近、コンビニでは、豆の煮ものなどの商品が売ってあります。
僕も昼食時に時々買いに行きます。
(栄養成分の表示を見ると意外と、炭水化物の量は少ないのです。)
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
当社と友好団体の加工グループでも、大豆製品を販売中!
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
熊本市の隣、嘉島町では「かしま大豆」という品種があり、
その大豆を使っていろいろな加工食品を開発、販売している
グループがあります。その名もずばり「大豆工房かしま」
平均年齢80歳!という女性グループで
現在、大豆ドレッシングやざぜん豆などを製造・販売中です。
大豆ドレッシングの商品名は何と、美しや「畑の貴婦人」
大豆の栄養分のおかげでメンバーの皆さんも
貴婦人のように美しく、お肌もツヤツヤ!
しかし、さすがにネット通販は不可能!(苦笑)
通販が可能になれば又、ご紹介します。
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
もうすぐ節分!鬼は外、福は内!
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
2月の節分は、春を迎える前に一年間の邪気を払う行事です。
当て字で「魔滅(まめ)」とも使われ、大豆には災いや病気などの
「魔を滅ぼす」力があると考えられていました。
節分の夜に「鬼は外、福は内」と、煎った大豆をまいて
魔よけ・鬼払い・厄払いをした後、ご存じのように
年齢の数だけ煎った大豆を食べます。
ちなみに、僕は今年55個大豆を食べます。
※節分の夜だけは早めに帰宅するつもりです。
でないと、窓から豆が飛んでくる我が家であります。(汗)
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これからの季節のお悩みに!
万象堂のべにふうき茶 100g 100杯分!