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2015年2月2日月曜日

【万象堂の健康伝言版】塩分について(店長竹田の中性脂肪は下がった?)

いよいよ2月の始まりですね。
寒さもあとひと踏ん張り、
春はもうすぐです。頑張りましょう!


さて、今からちょうど2ヵ月前、
僕の糖尿病の血液検査で、あらびっくり
衝撃の結果がでました。
コレステロールと中性脂肪の数値が
バーンとはね上がっていたのです。


【2014年11月27日の測定結果】


LDL-C(悪玉コレステロール) 前回の127から165に ※基準値140以下
TG (中性脂肪) 前回の175から208に ※基準値30~149
HDL-C(善玉コレステロール)は51.3で基準値内、前回と同じ数値


…これはまずい、と桑の葉茶をゴクリ。
原因を考えるに、思いついたのがラーメンの食べ過ぎでした。
その当時は、何時にも増して、ラーメン(しかも豚骨)を、
毎週1回から2回食べていたのです。
…ポイントカードもあとスタンプ2個で満点、プレゼントゲットです。


しかし、僕は決心しました。
2ヵ月のラーメン絶ちの実行です。


そして、その結果を万象堂のお客様に公表しょうと。
熊本はラーメン王国。


ラーメン屋の前を通らないと帰宅できません。(大げさ)
毎夜毎夜、我慢の日々でした。
そして、とうとう先日の定期検査で
結果が出たのです!


【2015年1月29日の測定結果】


LDL-C(悪玉コレステロール) 前回の165から92に! ※基準値140以下
TG (中性脂肪) 前回の208から151に! ※基準値30~149


そうなんです、
わずか2ヵ月で数値がドーンと下がりました!
やはり、原因はラーメンだったのです。
久しぶりに先生からほめてもらいました。(笑)


「先生、もう僕は、一生ラーメンは食べません!」
「いや、時々は食べても大丈夫ですよ。(苦笑)」


先生曰く、ラーメンは「炭水化物」「脂肪分」「塩分」の
三拍子がそろい、コレステロール、脂肪はもちろん、
特に塩分が多いので
食べ過ぎには用心とのことでした。


…ということで、


今回は「塩分」について、調べてみました。


◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
日本人は、塩分の取りすぎ?
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今、日本人の成人に勧められている
1日の塩分摂取の目標値は、男性10g未満、女性8g未満。
※高血圧患者ではもっと厳しく、1日6g未満
ところが、日本人の塩分摂取量は、平均で1日11~12g前後。


やはり皆さん、摂りすぎなんですね~
食塩のとり過ぎは血圧を上げ、成人病の遠因にもなります。
健康維持の為に、日頃から減塩に取り組みましょう。
小さじ山盛りが食塩10gの目安の分量です。


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加工食品、外食に含まれる塩分の目安
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●加工食品


塩ます1切れ(80g) 約4.6g
梅干し1個(10g) 約2g
バター大さじ1(13g) 約0.2g
プロセスチーズ1切れ(20g) 約0.6g
食パン1枚(60g) 約0.8g


●外食


ラーメン  約6g~9g
※紅生姜や高菜など、トッピングすると
10g以上で1日の塩分の制限を軽く超えますね。(汗)
気休めですが、スープは半分残すのがいいようです。


天ぷらそば・山かけそば・月見そば  約6g
握りずし  約4g
サンマの塩焼き(しょうゆなし) 約1.5g
豚肉のしょうが焼き  約3g
納豆(しょうゆ小さじ1含む) 約1g
固形ブイヨン1個(4g) 約2.5g


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塩分摂りすぎにカリウム!
◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆


塩分(ナトリウム)は、鉄やカルシウムと同じミネラルの仲間。
ミネラルは適量とると、体の調子を整えますが
多すぎても少なすぎてもダメで、バランスがとても大切だそうです。


つまり、特定のミネラルを多く摂りすぎると、
他のミネラルやビタミンなどとのバランスを崩し、
健康をそこなうのです。
塩分の摂り過ぎも、その例。
そこで「カリウム」の登場!
体内の余分な塩分を排泄する作用がある
ミネラルが、カリウムです。


カリウムは、新鮮な野菜や果物、海草などに多く含まれています。
やはり、野菜を摂るのは大事ですね。


※カリウムを多く含む食品
パセリ・アボカド・唐辛子・納豆・昆布・わかめ・ひじき等
(桑の葉茶もカリウムを含みます!)


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塩分を控えるための12ヶ条(厚生労働省のHPより要約)
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(1)薄味に慣れる
塩味の薄い食事に慣れることが第一歩。
昆布やかつおぶしなどのだしで、薄味でも風味豊かに。
新鮮な食材を利用して、薄味で素材の味を楽しむ。


(2)漬け物・汁物の量に気をつける
漬け物や汁物は、食べる回数と量を減らす。
漬け物は浅漬けか、塩出ししたものに。
汁物では野菜などの具の多いものに。
麺類を食べるときは、汁は残すようにします。


(3)効果的に塩味を
献立にはいろいろな味付けを利用し、塩味は効果的に。
塩は食品の表面にさっとふりかけると少なくても塩分を感じます。


(4)「かけて食べる」より 「つけて食べる」
しょうゆやソースなどは、かけて食べるより、
つけて食べたほうが塩分の摂取量が少なくてすみます。 


(5)酸味を上手に使いましょう
酸味を上手に使って、献立の味付けに変化をつけます。
レモン、すだち、かぼすなどの柑橘類や酢などを利用。 


(6)香辛料をふんだんに
とうがらしやコショウ、カレー粉などの香辛料を上手に使って
味付けに変化をつけるのも、塩分を控える工夫の1つ。 


(7)香りを利用して
ゆず、しそ、みょうが、ハーブなどの香りのある野菜、
海苔、かつお節などを加えると、薄味のメニューに変化を。 


(8)香ばしさも味方です
香ばしさもまた塩分のとりすぎを抑えてくれます。
焼き物にする、炒った胡麻やくるみなどで和えるなど、調理に利用。


(9)油の味を利用して
揚げ物、油炒めなど、油の味を利用して食べる。
胡麻油やオリーブオイルを、食べる前に少しかけることで風味が増す。
ただし、脂質のとりすぎに注意。


(10)酒の肴に注意
酒の肴に合う料理は塩分が多く含まれるものが多いので、
少量にしましょう。


(11)練り製品・加工食品には気をつけて
かまぼこ、はんぺん、薩摩揚げなど魚の練り製品や、
ハムやベーコンといった肉の加工食品も塩分の多い食品です。


(12)食べすぎないように
せっかくの薄味の料理でも、
たくさん食べれば塩分の量もカロリーも多くなります。
減塩しょうゆや減塩みそも、使う量が多ければ塩分も増えます。
使いすぎては意味がありません。


◆――――――――――――――――――――――――――――――――――◆
さらにラーメン絶ち、2ヵ月!
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何にしても基本は、食生活のバランスなんですね。
カリウムのことなんて全然知りませんでした。
日々の積み重ねが大事と痛感する次第です。
健康診断で、たまたまいい数値が出たとしても油断大敵。


…しかし、その日くらいは自分にごほうびと、


僕は食堂で、カツ丼定食を頼んでしまいました。(苦笑)
日頃、1食におにぎり1個分のご飯しか食べない私には
久々に食べるカツ丼が、超大盛りに見えたのでありました。


(その日くらいはと、おやつにコンビニのシュークリーム食べました。)


今後も機会あるごとに、数値を発表していきます!乞うご期待です!
※検査数値の変動は私ならではの数値です。個人差があります。

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