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2014年5月21日水曜日

気が付けば糖尿病(菊芋って知っていますか?編)

店長の竹田です。
今回は「菊芋」の話であります。

前回の青果会社(北九州・高上青果)の社長は、
菊芋の栽培や商品開発も行っています。

前回、「とってもためになるトマトの話」
を聞かせてもらったのですが、

私がお伺いしたもう一つの目的は
菊芋についての情報を得る為でした。

知る人ぞ知る、「菊芋」…

知る人ぞ知る「天然のインシュリン」
という(過激な!)別名を持つ植物で、

その「天然のインシュリン」という
薬事法に直球勝負…というか(苦笑)、
公には訴えることの出来ない別名の故、
知る人ぞ知る、存在の菊芋なのであります。

高上社長は熊本阿蘇の農家と提携して
その菊芋を使ったサプリや健康茶などの
開発も行っているのです。

(恐るべし青果会社)

菊芋はキク科の植物で、
芋類ではありませんが(花は菊の花そのもの)
その茎や根の部分が芋(というか生姜のような形)
に似ているので「イモ」呼ばわりされております。

イモではないのでデンプン質も含まず、低カロリー
イヌリンという食物繊維を多く含んでいるのが大きな特徴。

そのイヌリンは「水溶性食物繊維」と言われる成分で
胃に溶けるとゲル状になって、無駄な糖分の吸収を
防いでくれる働きがあるそうです。

この前も高上社長のところに、
大手の健康食品会社から依頼があり、
菊芋の粉末を数トン卸したそうです。

そして、
「万象堂さんにも卸して、いいっすよ~」との事。

熊本阿蘇で栽培され、地熱で自然乾燥され
粉末化された、菊芋茶…

正直、うちも菊芋茶の販売を検討中なのです。
(企業秘密を自分で暴露…)

しかし、
試飲して思うに、僕にはちょっと味が…(汗)




















微かな甘みで後味もなく、
さっぱり飲みやすいのですが、
「飲み続けたい」と思わせるような、
パワーに欠けるというか、粘りに欠けるというか。

だから菊芋はお茶ではなく、
サプリの原料とかになるのかもしれません。

やはり「桑の葉茶」の
高上社長から言われた、

「まずいものは、まずいままがいい」

…という自然度100%の桑の葉が
飲み続けやすいと思う次第です。

※現在、万象堂の桑の葉茶も
これまでの工程に「揉んだりする」手間を追加し
更に、自然に甘く飲みやすい桑茶の試作を
行っています!今しばらくお待ちを!

それに、これまであれやこれやと、
いろんな商材に手を出し失敗を続けてきた私…。
(前日、菊芋の話をするとスタッフ「またかという顔」で無言…)

「桑の葉にもっと集中せんかい!」と
自分を戒める、もう一人の自分の声も聞こえてきました。

やはり菊芋の販売計画は白紙に戻すことに。

…しかし、いろいろ調べて見るに、
糖尿病となる原因を妨げてくれる食材が、
自然界には結構あるものです。

菊芋の他に、熊本で手に入る食材と言えば…

■ヤーコン

アンデス地方原産のイモ。
イモの部分には抗酸化物質やフラクトオリゴ糖を含み、
葉にはポリフェノール、カリウム、カルシウムなどの
ミネラル分が豊富。

ポリフェノールの一つにインスリンの働きを持つ成分があり
糖分の吸収を抑えるとの事。

熊本の県北地域で「ヤーコンの里」作りの事業が
10年も前から行われています。

しかしあまり事業は根付かず、
知る人ぞ知る「ヤーコンの里」のままで、
その町の物産館には山のようなヤーコンの山…が。
(眠れ、ヤーコン)

■シナモン

血行を良くし、糖分の吸収を抑える成分が
含まれているようです。

しかし過剰摂取は肝機能に良くないとのことで、
こらからの研究次第との事。

実は(これまた)熊本の県北で
シナモンを栽培されているところがあり、
乾燥した葉を取り寄せたのですが、現在放置中。

…体に良いって、どこでどうして、
どのくらいの分量を煎じていいものやら…。
(とりあえず、市販のシナモンティーで一服してしまう私)

まぁ、焦らずゆっくり、
チャレンジしていくのが良いようですね。

当社では、実際に原料を栽培されているところに
訪問し、お互いの信頼関係をもとに契約、
商品の開発や販売をするのがポリシーなので、

以下の商品も糖分を抑え、健康管理に役に立つそうですが、
うちでは仕入れ、販売は困難なので、簡単な情報の提供まで。

■ノニ → 原産国ポリネシア。沖縄でも栽培されている
常緑樹の果実を搾ったジュース。
各種酵母菌、ポリフェノール、アミノ酸などを豊富に含み、
その相互作用で血糖をコントロールする働きがあると言われています。

■バナバ茶 → 原産国フィリピンの植物バナバ。
葉にはインスリンと同じ働きをするアミノ酸が含まれて
血糖値を抑える働きがあると言われています。

■ギムネマ茶 → インドなどに分布するハーブの一種。
独自の成分ギムネマ酸が血糖をコントロールすると言われています。
飲むと約30分前後甘みと苦みを感じなくなる不思議なお茶だそうです。

■グァバ茶 → 南国の果物グァバの果実。
生食やジュース、ジャムなどで親しまれていますが、
葉にも多くの栄養分を含んでいます。
特にグァバの葉のタンニンというポリフェノールの一種が
糖の分解を抑える効果があると言われています。

■サラシア茶 → インド、タイなどに自生するツル性の植物。
サラシノールという成分が、糖分の吸収を抑えると言われています。
インドでは古代から糖尿病を抑える薬として利用されてきました。

■オリーブ茶 → 実だけでなく、葉から作るハーブティーにも
長い歴史があり、古代ローマ時代から薬用として使われてきました。
茶葉に含まれるポリフェノールやヒドロキシテロシルが糖分を抑制する
働きがあると言われています。

なんとまぁ、調べてみると結構あるものです。

さて、
このメールの配信の最後になり
思い出したのが、肝心カナメ、当社の看板商品、

桑の葉茶の効能…
(完全に、忘れてました。)

菊芋にも負けない
桑の葉茶の働きを次回に説明します!

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次回の「気が付けば糖尿病」は「桑の葉って知っていますか?編」です。

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万象堂の桑の葉茶 100gで100杯分

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